教育・学習は、時代とともに少しずつ、多くの人へと開かれてきました。
かつて教育は、一部の限られた人だけが受けられるものでした。しかし、義務教育の普及によって、読み書きや計算を学ぶことは一部の特権ではなく、誰もが社会に参加するための基盤になりました。その後、経済の発展とともに高校・大学への進学機会も広がり、より高度な知識や専門性を身につけることも、多くの人にとって現実的な選択肢になっていきました。
教育の歴史は、学びの機会をどこまで広く、どこまで公平に、どこまで自由に開いていけるかという挑戦の連続だったとも言えます。
しかし、その挑戦はまだ終わっていません。
地域、家庭環境、経済状況、通っている学校や塾、出会う先生、周囲の情報量。学びの機会は以前より広がった一方で、今もなお多くの差が存在しています。十分な力を持ちながら、環境や情報の不足によって可能性を伸ばしきれない人もいます。
また、教育の現場を支える先生や講師、教室長にも大きな負担がかかっています。生徒一人ひとりに向き合いたいと思っていても、連絡、報告、面談、管理、共有、事務作業に多くの時間を取られてしまう。教育に関わる人々の熱意や経験が、煩雑な業務や分断された情報によって十分に活かされない。そうした現実も、教育の可能性を狭めている要因の一つだと私たちは考えています。
そして今、AIをはじめとするテクノロジーの進化によって、教育は新たな段階を迎えています。
私たちは、テクノロジーが教育を置き換えるとは考えていません。教育の中心にあるのは、いつの時代も人です。生徒を見つめる先生の目、保護者との対話、学ぶ人自身の意志、現場で積み重ねられる小さな気づき。そうした人間的な営みを、テクノロジーによってより強く、より広く、より持続可能なものにしていくことが重要だと考えています。
DotHubは、教育に関わる人々が、よりよく学び、よりよく教え、よりよく支え合える環境をつくるための会社です。
教育現場に散らばる情報や業務を整理し、教室長、講師、保護者、生徒のあいだにあるコミュニケーションをなめらかにつなぐ。一人ひとりの学びを支えるために、教育者が本来注ぐべき時間と注意を取り戻す。現場の負担を減らしながら、学習者に届く支援の質を高めていく。
そのためのプロダクトと仕組みを、私たちは教育現場とともにつくっていきます。
より多くの人に、より均等に、より高度な学びを届けられる時代を、ただ待つのではなく、いち早く実現し、牽引していくこと。
すべての人が自分に合った学びに出会い、自らの可能性を最大限に伸ばせる社会をつくること。
これが、私たちのミッションです。